浄土寺寺号公称25周年記念 寺基移転・本堂・納骨堂・庫裡新築落成慶讃法要 平成25年6月30日

 去る6月30日に当寺住職の叔父、佐々木光明師のお寺であります札幌市北区篠路 誓照山 浄土寺 寺号公称25周年を記念として、寺基移転・本堂・納骨堂・庫裡新築落成慶讃法要が快晴の中、執り行われました。
 篠路の地に開教の鍬を入れられてから25年あまり、当初は、浄土寺住職様の生家であります赤平常照寺の離郷門徒14軒からのスタートでありました。地道なビラ配りからはじまり、住職、坊守、そして門信徒の皆様のたゆまぬ努力によって、この度のご勝縁に恵まれました。
 御法要は、篠路のメイン通りである横新道にて庭儀(稚児行列)を行い、お寺に戻り記念撮影。休息後に、御法要がお勤まりになりました。
 この度は、はじめて新伽藍の本堂を使用した本格的な御法要となることから、一体何人収容出来るのか予想がきませんでした。前もって出欠をとらせていただきましたところ、210名のご門徒が本堂に一同に介すこととなり、ひじょうに準備に困難を来しましたが、法要委員会のご門徒さんの篤いご協力により、万事滞りなくお勤めすることが出来ました。
 この度は、「伝供(てんぐ)」という作法を用い、門徒代表の方々に御本尊にお供えするお供物を、順番にお運びいただきました。それを住職、若院が受け取り、尊前へお供えするというお作法です。はじめてのことで、戸惑いもあったかと思いますが、無事、お供えも完了し、滞りなく法要が勤められました。
 住職の拝読する「表白」文の中、ご本人はもちろん、門信徒の皆様方が感涙にむせぶ姿が印象的でした。

法要終了後、会場をホテルガトーキングダムへ移し、盛大に祝賀会が催されました。
 祝賀会の最後に法要委員会の方が全員で、「手をつなごう」を合唱し、お開きとなりました。
 今後も、篠路の地で念仏相続ために、住職をはじめ、坊守、門信徒の皆様、「手をつないで」ご精進されますことを念願しております。この度は、誠におめでとうございました!!

誓照山 浄土寺 新本堂伽藍

庭儀(稚児行列)

庭儀が終了し記念撮影

伝供(住職・若院)

誓照山 浄土寺 本堂内陣

手をつなごうの合唱

 

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