「やすらぎ」29号発刊にあたり

安楽寺住職 横湯 誓之

慈光照護の下、門信徒の皆様におかれましてはご清祥にてお過ごしのこと大慶に存じ上げます。又、日頃より当寺護寺発展の為に並々ならぬご尽力を頂いていること、重ねて御礼申し上げます。

さて、今年の3月以来の発刊になりましたが、寺報「やすらぎ」第29号(特大号)を門信徒の皆様のお手元へお送りさせて頂きました。

今年は、いよいよ明年平成23年4月より京都のご本山本願寺にてお勤めされます、宗祖親鸞聖人750回大遠忌法要に関する、地方部での「お待ち受け事業」が北海道教区をはじめ、札幌組、そして当寺でもお勤めさせて頂くことが出来きました。又他にも、大変多くの諸事がございました。なかでも私にとっても家族にとっても、お寺にとっても待ちに待った婚儀を相勤めることが出来ました。本当に長い間お待たせをしてしまい、門信徒の皆様にはご心配、ご心労をお掛け致しましたこと深く深くお詫び申し上げます。

父が往生の素懐を遂げ、今年で9年という月日が流れました。この間、決してボンヤリしていたのではなく、お寺が落ち着きを取り戻すために、多くの方々のお力添えを頂きながら、自分なりに何事にも前向きに頑張って、そして突っ走って来たことでありました。昨年9月に、第二世住職(祖父)・坊守(祖母)の三十三回忌法要をお勤めさせて頂いた後に、心が決まったと申しましょうか、父の代わりにその法要をお勤め出来て、結婚への決心がついた次第でありました。

決まったら早いもので、先に結婚した先輩後輩から助言を頂いておりましたが、「決まれば後はトントン拍子、準備は大変だけど。」全くその通りでありました。
結婚式の模様につきましては、後程、写真を多めに掲載しておりますのでご覧下さい。そして、この書面をお借りして、あらためまして結婚式に際しまして、様々な方面から温かいご尽力を賜りましたこと厚く御礼申し上げます。本当に有り難うございました。

2010年が過ぎて行こうとしております。今年も様々な出遇いがあり、別離がありました。もちろん良いことも悪いこともありました。私達はその現実を生かされているこの身でございます。しっかりと、その現実に向かい、あらためて今年を振り返り、新しき年をお迎え頂きたいと心から思うことでございます。それこそが浄土真宗の門徒にとって、一番大切な姿ではないでしょうか。しっかりと苦しみや悪いことを見つめた時、初めて、喜びや良かったことに気づかされて行くのではないでしょうか・・・。それを私達に目の当たりお示し下さったのが先人達の姿であると思うことでございます。

新年をどの様な形でお迎えするかは様々ですが、どうかまず、仏様、そして先人の方々のご苦労に手を合わせてみませんか? 何かに頼るのではなく、しっかりと私が私の人生を歩めるようにしてみませんか? 今年の最後と、輝かしい新年の刹那にふと思うことを述べさせて頂きました。

合 掌

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