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「やすらぎ」43号発刊にあたり

慈光照護の下、門信徒の皆様におかれましてはご清祥にてお過ごしのこと大慶に存じ上げます。又、日頃より当寺護寺発展の為に並々ならぬご尽力を頂いておりますこと、重ねて御礼申し上げます。

寺報「やすらぎ」第43号を門信徒の皆様のお手元へお送りさせて頂きました。今年の夏からの出来事を中心に、この度も写真を多く掲載し、この半年を振り替えられるように致しました。お正月のお休みなどで、手の空いたときにご覧下さい。

さて、今年を表す漢字、毎年、清水寺で発表されますが、今年は「北」という字になりましたね。北朝鮮情勢や北国、北海道日本ハムファイターズの大谷選手のメジャー挑戦、高校球児の怪物、清宮幸太郎選手の入団などが、選定された理由のようです。

私はどんな一年だったかなあと振り返りかえって浮かんだ字は、「育」という字でした。その一番は一人娘の成長です。幼稚園の年長組となり、春頃は大丈夫かなあという感じで様子を窺っておりましたが、夏頃から一気にお姉さんになったなあと口から出てくることが多くなりました。今では生意気なことも言いますが・・・。

九月の報恩講に併せて、前住職の十七回忌法要をお勤めさせていただきましたが、振り返りますと、あんなに嫌がっていた法要の度の準備、お手伝い、仏様の前のお飾り、今では慶びの中で「させていただいている」自分に気づき、出来なかったことが当たり前のように出来るようになっていたり、父から教わったもの、こと、たくさんあったなあという思いの中で、ご法事をお勤めさせていただきました。まさに「お育て」に預かっていた自分に気づきました。

他にも、法務員の暉峻君の成長といったら失礼ですが、だんだんと役職が就いてくる年齢になった私を側面からフォローしてくださっています。まさに彼もご門徒の皆様をはじめ、有縁の皆様からお育てをいただいている次第でございます。

また今年は、お寺の女声合唱団「シャンティ」の活躍が素晴らしかった。日頃の練習の成果を発揮して、お寺での法要はもちろんのこと、よそのお寺さんからお誘いをいただけるなんて、中々ない尊いご縁でしたね。後頁に掲載しておりますので、じっくり読んでください。このシャンティをお育てくださっているのは、安楽寺を支えてくださっております法城寺副住職 佐藤卓見師ですが、龍谷大学男声合唱に所属していた私の父の後を追って、師も入団され、仏教讃歌の素晴らしさ、そして仏教讃歌を通して感動を覚えたご経験をお伝えくださっております。まさに仏様のお育ての中で、大切なことをお寺のご婦人方にお伝えくださっているのです。今年のシャンティは特に、様々な方面からお声掛けをいただき、お育ての中で飛躍の一年だったのではないかと思います。決してお若い方ばかりではありません。年齢を重ねても尚、仏様のお育ての中で大切なことを気づかせていただいている、そんな活動をこれからも続けていただけると前住職もきっと慶んでくれるに違いないと思います。来年もがんばってくださいね。

明年は「平成」という時代が終わります。新たな年、新たな時代を共に大切に大切に歩んでいきましょうね。今年も一年お世話になりました。明年もどうぞよろしくお願い致します。

合掌