施設のご案内

ご挨拶

横超山 安楽寺住職 横湯 誓之

慈光照護のもと、平素より門信徒の皆様には当寺護寺発展のために並々ならぬご尽力、ご協力を戴いていること誠に有難いことと頂戴致しております。

ご門徒の皆様からは、以前より「お寺の施設のご案内が欲しい」又、「自分は身寄りもなく一人で死んで行かなければなりません。どのような形で自分の最後を勤めたらよいのでしょうか?」あるいは、「残して行く家族にあまり金銭的に負担をかけたくない」等の切実なお問い合わせがあり、一刻も早くお問い合わせ頂きました皆様に安心して頂けるようにしなければならないという思いを抱いておりました。

平成17年にお勤めをさせて頂きました、当寺第四世住職継職奉告法要・開教百二十年・寺号公称百十周年記念慶讃法要の記念事業として、多くの門信徒の皆様のご協力を戴き、本堂等の修繕・修復工事を行い、大変素晴らしい念仏の道場としての機能を備えた施設と生まれ変わらせて頂きました。これを契機に当寺施設のご案内を作成し、ご家族、ご親戚の皆様が、様々な法要をどのような形でお勤めするかという検討材料になって頂けたら誠に幸いと考えております。

現代の法要事情は、メディア、新聞等で見る限り、お勤めをして後悔された方が多いような気が致します。又、多くの方々が、葬儀が終了してから、まずお寺に相談するべきだったと耳に聞こえてきます。大切なご法要のご縁を、本当に良かったねと言えるような準備というものが必要不可欠な時代となりました。葬儀、法事と必ずいずれはお迎えをするご縁でございます。しっかりとした準備をするためにも、このご案内をご覧頂き、みなさんで検討する材料にして頂きたいと思うことでございます。そして、門信徒一丸となって行った記念事業で、生まれ変わった施設をご利用頂くことが、皆様からお預かりしたご懇念の還元になって行くと思うことでございます。

どうぞ何かありましたら、まずお寺にお問い合わせ頂き、後悔することなく、これで良かったと思えるような様々な法要の形というものをご一緒に考えて行きましょう。

合 掌

安楽寺施設